2005年 10月 27日
hatehate2004さんへ |
ごめんなさい。時間がなくてあまりゆっくり書けないのですが、有限会社という形態を選んだ理由は大きく3つあります。
まず、リスク=意思決定を分離する必要があったこと。リスク=意思決定というのは分かりにくいかも知れません。ある程度大きな金銭リスクを伴う事業プランでしたから、NPO法人(KEC)ではそのリスクを取るべきかどうか、容易に決められませんでした。金銭的リスクを別組織(有限会社)に留めることが必要で、したがって意思決定も別立てになったということです。
次に、資金を調達する必要がありました。実は当初は、中心メンバー数名かせいぜいKEC役員(十名余)だけに呼びかけて少数メンバーで資金調達をする案もあったのですが、やっぱりみんなに声をかけようということでKECの全正会員に呼びかけたところ、予想をはるかに超える6百数十万円という資金が集まりました。涙が出るくらい嬉しかった。「寄付」や「会費」と違う、「出資」(=所有者になるということ)という資金の集め方に気付きました。
三つめは、ビジネス性と機動性です。継続性のある活動にするためには経済性も重視する必要がある。別にだからといって営利法人でなくても良いわけですが、あえて営利法人の形をとって、経済重視をカタチで示すのも悪くないと思った。もう一つは、意思決定の機動性が求められると予想し、合意を重視するNPOよりもある部分では適していると判断した。
こんなところですね。お役に立つでしょうか。
返事が遅くなって申し訳ありませんでした。
まず、リスク=意思決定を分離する必要があったこと。リスク=意思決定というのは分かりにくいかも知れません。ある程度大きな金銭リスクを伴う事業プランでしたから、NPO法人(KEC)ではそのリスクを取るべきかどうか、容易に決められませんでした。金銭的リスクを別組織(有限会社)に留めることが必要で、したがって意思決定も別立てになったということです。
次に、資金を調達する必要がありました。実は当初は、中心メンバー数名かせいぜいKEC役員(十名余)だけに呼びかけて少数メンバーで資金調達をする案もあったのですが、やっぱりみんなに声をかけようということでKECの全正会員に呼びかけたところ、予想をはるかに超える6百数十万円という資金が集まりました。涙が出るくらい嬉しかった。「寄付」や「会費」と違う、「出資」(=所有者になるということ)という資金の集め方に気付きました。
三つめは、ビジネス性と機動性です。継続性のある活動にするためには経済性も重視する必要がある。別にだからといって営利法人でなくても良いわけですが、あえて営利法人の形をとって、経済重視をカタチで示すのも悪くないと思った。もう一つは、意思決定の機動性が求められると予想し、合意を重視するNPOよりもある部分では適していると判断した。
こんなところですね。お役に立つでしょうか。
返事が遅くなって申し訳ありませんでした。
by jitsuyoshi
| 2005-10-27 02:39